びびぱん in 葡萄牙国 2005 〜 びびぱん はじめての里帰り 〜
 
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昨年のGW、びびぱんは初めてポルトガルに行きました。
一応新婚旅行という名目でしたが、びびぱん、結婚前の付き合いも結構長く、入籍したのが10月、引っ越しして一緒に暮らしはじめたのが11月、親戚 を集めて披露宴っぽいことをしたのが1月、友人を集めて2次会的なパーティーをしたのが3月、そして新婚旅行がGWと、GWの時点ですでにいわゆる新婚気分はなくなっていた(?)かも。
まあ、「新婚旅行です!」と言っておいた方が、ふたりとも仕事の休みを長めに取りやすかった、という事情もありますが(といってもハイシーズンであるGWに有給を何日かくっつけただけです…)。

それにしても、何でまたポルトガル???、と今まで何人の人に聞かれたでしょうか。
ほとんどの人は、ポルトガルがどこにあるのかも知りませんでした( ポーランドと間違える人も多かった…)。
かく言う吾々も、ポルトガルに行くことに決めるまで、どこにあるのかはっきりとはわかりませんでした。
(何で新婚旅行をポルトガルに決めたか、その実にしょうもない理由は昨年の前回の旅行記、びびぱん in 葡萄牙国 2004を参照のこと)。
ポルトガルに興味を持ったのは、実は、行くことが決まって、いろいろとポルトガルのことを調べるようになってからのことでした。

さて、初めてのポルトガル体験、あなたがいま見ているこんなWEBサイトを作ってしまうくらい、びびぱんはすっかりポルトガルを気に入ってしまいました。
昨年の帰国当時から、来年もう1回行きたい、という思いはあったのですが、本や雑誌を買い集め、ポルトガル語の勉強をし(気持ちだけですが)、ポルトガル旅行記を書いているいろんな方のWEBサイトを見まくるにつれ、その思いはどんどん強まりました。
前回がツアーだったこともあってか、個人旅行されている方の旅行記はそれぞれの旅の楽しみ方があり、それがすごくうらやましく感じたものでした。
もし自分たちが今度ポルトガルに個人旅行するなら、どういうルートをまわるだろう?、滞在地は?、移動手段は?、などなど考えているうちにびびぱんを蝕む「ポルトガル行きたい病」はみるみる増殖し、徹底的に脳を侵すことに成功したのでした。
そして今年の3月、びびぱんは、今年の盆休みに再びポルトガルを訪れる決心をするに至ったのでした。

日程は比較的長めの盆休みのあるぱんだに合わせることとして、びびんばは有給を取ることに。
滞在地は、首都リスボン(以下、ポルトガル語の発音に合わせ「リジュボア」と表記)と、前回もっとゆっくりしたかったポルトの2都市の3泊づつに絞りました。

1日目 AM大阪発→フランクフルト乗継→夜リスボン着
2日目 リスボン
3日目 リスボン
4日目 リスボン→ポルト
5日目 ポルト
6日目 ポルト
7日目 早朝ポルト発→フランクフルト乗継→
8日目 AM大阪着

前回行ったナザレでももっとゆっくり色んなところを見て回りたかったのですが、そうするとポルトとリジュボアでの時間が削られてしまうため、今回は泣く泣く却下。
今の世の中、航空券とホテルはインターネットで予約できるので、フライトやホテルの情報はネットで調べました。

で、これはこれからの旅行記を読んでいただくにあたって重要なことなので覚えておいてほしいのですが、びびぱん、基本的に英語ができません。
2人の英語力を足しても、高校受験レヴェルには到底届かないことでしょう。
なので、何か非常事態が起きた場合、とても対応出来る自信がなかったので、航空券とホテルの予約は旅行代理店を通 すことにしました。
これだと緊急連絡デスクがあるから安心。
まあ精神的な保険ですな。

しかしポルトガルを得意とする旅行代理店となると、数はかぎられてきます。
何社か調べてみた上で、イベリア半島に強いとされる2社にメールでアプローチをかけ、見積を依頼したところ、返事は遅いながらも比較的良心的な対応を返してくれたB社に決めることにしました。
B社とは引き続きメールでやり取りを続け、こちらの希望する条件のホテルを紹介してくれたりしながら、最終スケジュールを決めました。
フライトは、リジュボア入り・ポルト発が可能で料金も比較的低く、乗継ぎ時間に無理のないルフトハンザ・ドイツ航空を、宿泊ホテルは、リジュボアは、立地の良さとサン・ジョルジェ城の見える部屋があるというムンディアル Hotel Mundial(☆☆☆☆)、ポルトは、同じく立地の良さと値段でパリス Grande Hotel De Paris(☆☆)に決め、4月半ば、最終料金は以下の通 りとなりました。

往復航空券:1人199,500円
宿泊費:Hotel Mundial @ Lisboa 1部屋1泊13,000円
    Grande Hotel De Paris @ Porto 1部屋1泊7,400円

これらに空港使用料、航空保険料、海外旅行損害保険料、旅行代理店への手配手数料、そして折りからの原油高騰による「燃油特別 付加料金」が加算され、8月はじめ、最終的には1人アタマ26万ほど支払いましたです…。○| ̄|_
ニホンの盆休みに加え、ヨーロッパは8月はサマーホリデーでみんな休みという超ハイシーズンの中の航空券のこの値段の高さには頭が痛くなる思いですが、この時期しか2人そろって休めないんだから仕方がなかったのです。

そうして、期待と不安をかかえながら、びびぱん、あっと言う間に出発当日の朝を迎えました。

 
 

(びびんば 2005-08-21)