夜。

びびぱんとcocteauさんの3人は、ポルトの夜景と クリスマスイルミネーションを写 真におさめるべく、三脚をかついで街にくり出した。

しかし今夜の夕食にと予定していたトリペイロが閉まっていたのは痛恨だった。営業していたのはランチタイムだけだった模様。
で、カイス・ダ・リベイラなら観光地なので夕食にありつけるだろうとやって来たのだが、昼間以上に閑散としている。

トリペイロの向かいにもう1軒開いている店があったのでそこまで戻るか、それとも最悪の場合中華料理屋にでも行くかと考えていると、ぱんだが営業しているレストランを見つけて来た。

お店の名前はChez Lapin。
3人だと伝えると「Full!」と断られてしまったが、立ち去ろうとしたところタイミングよく席が空いたらしく、無事に座ることが出来た。

カンパニャン駅前のカーザ・アレイショが閉まっていたため食べ損ねてしまっていた、タコの天ぷらをオーダー。他にはソッパ・デ・レグーメスとトマトサラダを頼み、それらをハウスワインの白で流す。

完全に観光客相手のお店だとは思うが、わりと美味しかった。パンを忘れられていたので途中で頼んだけど、それが会計に入れ忘れていたのはさすがポルトガル、といったところである。

休みの日はとにかく食事にすら困るくらいお店が開いていないんだな。今度ポルトガルに来ることがあれば、そのあたりスケジュールを考慮しておかないといけないな。