びびぱん in 京都 2005 初夏
〜 京都半日歩きまくりツアー 〜
 

珍しくびびんばとぱんだの2人の平日の休みが合った6月6日(月)、約9ヵ月振りに京都に遊びに行って来ました。
今回の目的は次の3つ。

[1] キムカツ
[2] 「ギャラリー道半(みちなかば)」
[3] 「ぎょくえん」のかき氷

[1]の「キムカツ」とは、豚の超薄切り肉を25層に重ねて揚げるという、まるでミルフィーユのような豚カツ。
その存在を知って以来、肉好きのびびんばは、いつか食ってみたいと思い続けていたのでした。

[2]の「ギャラリー道半」というのは、"MEALHEIRO DE PORCO" の管理人なすこさんが京都に行かれた時に紹介されていた創作陶器のお店で、3枚1,050円という値段から、食器好きのぱんだのチェックの入っていたお店です(そう言えばキムカツの存在を最初に知ったのも "MEALHEIRO DE PORCO" の掲示板でした…)。

で、[3]の「茶寮ぎょくえん」は、「日本一おいしいかき氷を出すお店」として有名な京都の甘味処。
ぱんだはいちど食べたことがあり、その口どけの軽さをもう一度味わいたいと前回も店まで行ったのですが、定休日の木曜日だったため閉まっており、今回再チャレンジと相成りました。

さて、びびぱん家の最寄り駅を正午過ぎ発の電車に乗り、四条河原町についたのは1時前。まずは「キムカツ」の入っている「COCON烏丸」のある四条烏丸まで歩きました。
「COCON烏丸」は、旧丸紅ビルを改装し、昨年オープンしたファッションビル。
「キムカツ」はそのハリボテライクなビルの地下1階にあります。

昼時を過ぎていたのと平日ということもあってか、待たずにすぐ座ることが出来ました。
キムカツには、プレーン、黒胡椒、ガーリック、チーズ、ねぎ、しそ・梅、と6種類のフレーヴァーがあり、びびんばはガーリック、ぱんだは黒胡椒をオーダーしました。
店員のにーちゃんのフニャフニャしたしゃべり方にうんざりしながら待ってると、最初にキャベツがどーんと出て来ました。
キャベツにドレッシングをかけて食ってると、漬物が、そしてお待ちかねのキムカツに、おひつに入った炊きたてのご飯とみそ汁が。
これで役者はそろいました。

キムカツは、まさにミルフィーユのような口どけ。本当に口の中でとろけました。
こんな豚カツは初めてです。
びびんばのオーダーしたガーリックはニンニクが大量に入っていると見えて、ニンニク好きのびびんばは良かったのですが、昨年のポルトガル旅行でニンニクに弱い胃の持ち主であることが判明したぱんだは、一切れだけ食べただけで胃が重たくなった様でした。
ぱんだの黒胡椒も少しもらいましたが、おろしポン酢と合って美味しかったです。
ただ、京都にはびびぱんの好きな「かつくら」という豚カツ屋がありますが、「かつくら」と比べると、値段がちょっとお高い感じがしました。
今回みたいにわざわざ食べに行くことはなかなかないかもしれませんが、機会があったらまた食べに行きたいと思います。

「キムカツ京都店」
京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸B1
TEL 075-352-1129
営業時間 11:30〜22:30 / 定休日 なし

満腹になり、満足して次の目的地「ギャラリー道半」へ。
京都市営地下鉄四条駅から12分、北山駅下車。1番出口を上がってすぐでした。
が、しかし!
何と「ギャラリー道半」、月曜日が定休日だったのです!
ギニャー!!!(←藤子不二雄風叫び)
脱力するびびぱん…。
近い将来のリベンジを約束して、北山を後にしました…。


「ギャラリー道半(みちなかば)」
京都市左京区下鴨前萩町5
営業時間 11:00〜19:00 / 定休日 毎週月曜・毎月15・21日

次の目的地「茶寮ぎょくえん」は三条の先斗町の入口にあります。
関係ないですが先斗(ぽんと)町の「ぽんと」ってポルトガル語のPont(先)が語源らしいですよ(びびぱんポルトガルひとくちメモ)。

「ギャラリー道半」が閉まっていたことでやけになったぱんだ、北山から三条まで歩くと言い出し、びびんばもそれに従ったのでした…。

下鴨大通りをひたすらてくてく下ってると、下賀茂神社があったので寄り道してみました。

 

 

森の中はマイナスイオン出まくりで気持ちよかったです。

さらにひたすらてくてくと歩くと、出町柳の商店街が見えて来ました。
実は北山を出発したときから出町柳を通過するのがわかっていたので、ぱんだの好きな「出町ふたば」に寄ることに決めていました。
どうやらこの「出町ふたば」の豆餅は美味しくて有名のようです。
出町柳の手前で鴨川を渡る葵橋からは、川を優々と泳ぐ鴨の姿が見えました。

びびんば「あっカルガモ!」
ぱんだ「鴨やろ、鴨。」
びびんば「あー矢ガモ?」
ぱんだ「残念ながら矢は刺さっておりません。」

 

馬鹿な会話をかわしているうちに、「出町ふたば」に到着。
びびぱん家のおやつにと、豆餅、本わらび餅、葛まんじゅうを購入。
ここの店でしか買えない餡なしの豆餅は残念ながら売り切れでした。

「出町ふたば」
京都市上京区出町通り今出川上ル青竜町236
TEL 075-231-1658
営業時間 8:30〜17:30 / 定休日 毎週火曜・第4水曜(祝日の場合は翌日)

豆餅の袋をぶらぶら下げ、まだまだてくてくと歩きます。
丸太町通にさしかかり、いいかげん疲れも見えはじめ、「てくてく」が「とぼとぼ」に近い歩きかたになり、2人とも無口になり出した頃、パンの焼ける良いにおいがただよって来ました。
見てみると、店中に薪が並べられ、白い窯の見えるかわいらしい感じの店構えのパン屋が。
2人とも疲れていたので一旦は通り過ぎたのですが、そこはパン好きのぱんだ、やはり気になり、店へと吸い込まれて行ったのでした…。
ちょうど明日の朝食のパンがなかったのでここで買うことに。
カンパーニュとライ麦パンを1/2づつ買いました。
店の写真を撮りそこねたのは、びびんばが歩き疲れていたからにほかなりません。

「bonne volonte」
京都市上京区河原町荒神口下ル生洲町229-1
TEL 075-213-7555
営業時間 11:00〜20:30 / 定休日 木曜・第1・3水曜

丸太町通、二条通、御池通 を越えて、ようやく見慣れた三条通りまでやって来ました。
もうふらふらです。
これで「ぎょくえん」も閉まってたら暴れるぞ、とか言いながら店まで行くと…。

開いてました(ホッ)。

 

いやー、北山からここまで1時間半、ようやくひと息つけましたよ。
そしてぱんだに聞いていた通り、ここのかき氷のきめの細かさは他にはないもので、まるでわたがしのようなかき氷でした。
「日本一おいしい」かどうかはわかりませんが、少なくとも、ここのかき氷を食べてしまうと、他の店ではもうかき氷は食べられない。
そんなかき氷です。
ただ、14:00開店なのに、16:30の時点ですでに白玉が売り切れていたのは少し残念でした。こちらも次回リベンジです。

「茶寮ぎょくえん」
京都市中京区木屋町三条下ル石屋町126
TEL 075-231-8353
営業時間 14:00〜22:00 / 定休日 木曜(祝日の場合は翌日)

帰りの電車では2人とも熟睡でした。そして帰宅後、ぱんだの左足には靴ずれが…。

(びびんば 2005-06-07)

 
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