びびぱん 澳門くいだおれツアー 2009-2010
 
12/30(wed)
   
 
■ 12/30(wed) 澳門2日目
 

ゆんべ気を失うように眠りについたびびんばは6:30に起きて入浴、ぱんだは7:00起床。
今日の天気はくもり時々雨、だそうですが、気温は温かいです。上着、いりません。

朝食はもちろん望廈賓館のレストランでブッフェ。係の学生さんに部屋番号を伝え、席に案内されます。望廈賓館の朝食はパンやペストリーも、温かいおかずも美味しいんですよね。卵も焼いてくれるし。びびんばはかりかりベーコンがお気に入りです。
しかし今日から本格的にくいだおれる予定なので、朝食は控えめに・・・。

本日は望廈賓館正面の階段から下山してみて、事前にバスマップとGoogle Maps等でチェックしていた「TDM」のバス停を確認。ちなみにTDMは澳門のTV局の名前だそうです。
昨夜と同じく、観音堂から中區/殷皇子馬路まで巴士で移動。

 
(左)下山路の階段に残された猫の足跡 (右)朝の運動びびんば氏

 
微妙なクリスマスモードの議事亭前地

途中で見かけた葡撻と猪扒包の店
店頭で韓国版『花より男子』の澳門ロケの回を
放送していました

まずは大三巴街を歩いて、行きたい食べ物屋をまとめた「ぱんだメモ」から台湾の胡椒餅の店「帝鈞胡椒餅」へ。朝早いからかな、まだ開いていません。

人がわらわらといる大三巴
とりあえず店の場所の確認だけして、ベタな澳門観光でもするかと、大三巴(聖ポール天守堂跡)へ。
まぁ3度目なのでもう行かなくてもいいか、という気もしたのですが、一応澳門に来たのだから、ということで。しかし、もんのすごい観光客だらけですぐに辟易。大三巴は遠目に見るだけにして、さっさとその場を離れました。ここは澳門の東大寺(奈良)か!?

ナーチャ廟と旧城壁をさらっと見て、議事亭前地(セナド広場)まで戻る途中に見つけた馬里奥餅店(マリオ)で蛋撻(エッグタルト)を買い食い。ここでも香港ドルのコインは使えませんでした。
美味しい。けど、びびぱんの好みよりもちょいと甘めかな。

 
(左)はたらく欄間職人 (右)澳門のとある市場

 
(左)渾沌とした澳門の街中 (右)土産物屋の店頭で干されていた魚

 
(左)海に囲まれているのでやはり海のものが多いようです (右)馬里奥餅店の蛋撻

次もぱんだメモから豆腐花(豆腐プリン)の店「李康記」へ。店先でおばあちゃんが何やら作業をしていて、開店しているのかどうかもよくわからなかったが、勇気を出して(笑)入店。ショーケースに並んだ豆腐花を指差すと、練乳をかけるか聞いてくれました。すごい大豆の味が! そしてとろける!

 
(左)商店街の中にひっそりとたたずむ李康記の店がまえ (右)練乳入り豆腐花

 
(左)李康記の店内の様子 (右)澳門の町並みの奥にポンテ16が(変な風景だよ)

 
(左)昨夜も歩いた福隆新街 (右)民政総署も微妙なクリスマスモード

さて昼食は(食ってばかりですが)飲茶をしようということで、やはりぱんだメモの中から新口岸(サンハウンゴン)にある「金悦軒」へ。新馬路から利澳酒店(リオホテル)まで巴士に乗りました。

店に入ってお茶の種類を聞かれたので、この旅行中に一度は飲んでみたいと思っていた龍井(ロンヂェン)と伝えるが、まったく通 じず、またも香片(ジャスミン)を出される。びびぱん、お茶のオーダー連敗記録は今なお更新中です(トホホ)。


(左から)鮮蝦韮菜餃(エビにら餃子)・鮮竹巻(竹の子の湯葉巻き)・山竹牛肉球(くわい入り肉団子)

金悦軒の近くから巴士に乗り、葡萄酒博物館(ワイン博物館)へ。入口がわからず、建物の周りをぐるぐる回ってしてしまった(決してわかりにくいわけではないです)。
ついでに同じ建物内の大賽車博物館(グランプリ博物館)にも入場。何故か入場無料でした。

 
(左)大賽車博物館と葡萄酒博物館の入った建物 (右)ここが入口でした


大賽車博物館 かつてF1好きだったびびんばの血がさわぐぅ


葡萄酒博物館 ワイン試飲はタダかと思いきや有料(10MOP)だったのでやめました(笑)

葡萄酒博物館の建物の目の前には盛世蓮花(澳門の中国返還を記念して建てられた黄金の蓮の花像)があり、中国人観光客が大挙して押し寄せていたのが見えましたが、びびぱんは盛世蓮花には全く興味がないので、完全スルーで次へ。

次は漁人碼頭 (フィッシャーマンズワーフ)内にあるポルトガル雑貨の店「A Taste Of Portugal」(何故か英語の店名)に行きたかったのですが、漁人碼頭まで行く巴士が来ないので、いったん港澳碼頭(フェリーターミナル)まで巴士に乗り、そこから歩くことに。

びびぱん初漁人碼頭です。が、しょぼい。しょぼいよ。まるで客の入らない第三セクターの施設みたいだ、と話しながら目的地に向かって一直線。
期待のA Taste Of Portugalは、ポルトガルのちょっとした土産物屋という感じで、残念ながらもうひと踏ん張りといったところ。結局何も買わずでした。
漁人碼頭は、びびぱんはたぶんもう二度と行くことはないでしょう。

雨が少し強くなって来ました。
午前に下見をした胡椒餅を食べるため、巴士で中區/殷皇子馬路まで戻り、傘をさして議事亭前地方面 に歩く途中、ぱんだは「HIROSHIMA」というブランドのカバンを見る。かなりニホン発のイメージを売りにしたブランドでしたが、後で調べると香港のブランドでした。HIROSHIMA以外にも、ニホンのイメージを利用したブランドや商品は澳門では(香港もかな?)あちこちでみかけました。

で、帝鈞胡椒餅で、傘をさしながら念願の胡椒餅を買い食い。かぶりつくと肉汁でやけどしそう。パンのような生地に豚まんのような餡が入っていて、胡椒がぴりりと効いてとても旨い!

 
(左)帝鈞胡椒餅の看板が見えます (右)胡椒餅 よだれが・・・

さて、カバン好きのぱんだの希望で、何か良いカバンはみつからないかと伯多祿局長街をうろうろするも、お眼鏡にかなう商品には出会わなかった模様。

続いて、ポルトガル食器のVista Alegreの店が入っているデパート(?)Atlantisまで歩きましたが、Vista Alegreの店は高級店っぽい雰囲気で、カジュアル過ぎるびびぱんは入店を躊躇。結局ここは店の外から店内を眺めるだけになりました。お目当ての食器は見つからず。

 
(左)澳門葡人之家協會(伯多祿局長街) (右)八角亭(水杭尾街)

近くの水杭尾街のドリンクスタンド「COME BUY」(この店もぱんだメモより)で珍珠奶茶(タピオカミルクティー)を買い、飲みながら歩いていると、通 りがかった服屋にcrocsが売られているのを発見。ぱんだが仕事用に一足欲しがっていたところ、ニホンで買うよりも安いので、ここで買って帰ることに。しかし欲しい色のサイズの在庫がないことがわかってガッカリしていると、5分待って、と店員さんが他の店まで走って取りに行ってくれました。

棠記餅家のクッキー
帰国後頂きましたがめちゃくちゃ美味しかった!

そのあと、グッドルッキングな歴史的かつポルトガル的な町並みのラザロ地区の近くにある「棠記餅家」というクッキーの製造・販売店で、お土産用のクッキーをぱんだメモの筆談で購入。小さくてローカルなお店で英語も通 じませんでしたが、「サンキュー。」は理解してくれた模様で、店のおっちゃんとおばちゃんは、びびぱんを快く送ってくれました。広東語が理解出来なくても、例え英語でも感謝の気持ちをちゃんと伝えよう。そう思ったびびんばでした。

 
(左)ラザロ地区(1) (右)ラザロ地区(2)

 
(左)ラザロ地区(3) (右)聖ミカエル教会

8番の巴士でTDMまで戻る。満員の巴士に無理矢理乗り込んだおかげで、次のバス停では乗車拒否でした・・・。
16:30頃望廈賓館着。で、しばしシエスタ。夕方まで歩いたし食ったしなあ〜・・・。

18:00過ぎに巴士で観音堂から新口岸へ。ワイン専門店「Pacific Wine Mart」へ。ワインだけでなくニホンの地酒なども並んでいたけど、ポルトガルワインの品ぞろえはそこそこ。これなら百利來のほうが良いなっ。

さて夕食。前回の最終日に行って、とても印象の良かった「加路餐廳(Carlos)」へ。
店内に入り、席に案内されると、隣も奥もニホン人観光客ばかり・・・。いや、別 に旅行先でニホン人に会いたくないとかじゃないんですよ。ただ、ニホン人観光客って、旅先でニホン人に会ったり話したりしたくないのか、ハナからシャットアウトしてる人たちが多いじゃないですか。そういう人たちがあまり好きじゃないんです。

それにしても、前回びびぱんがこの店に行ったときはニホン人だということ事体に珍しがられて、「韓国人か?」なんて聞かれたものでしたが、びびぱんが旅行記で紹介した後、某有名ガイドブックのレストランのページのトップにも載ってしまい・・・。
そんなわけで、自意識過剰かも知れませんが、今回新たにびびぱんが行ったお店でまだ某有名ガイドブックに載っていない良かったお店の名前は、勝手ながら伏せさせて頂くことにしました。もしも店名を知りたい方がおられましたら、個別 にご連絡下さい。その都度対応いたします。

カルロス・チキン(フランゴ・アサード・カルロス風)、バカリャウ・ア・ブラーシュ、そしてヴィーニョヴェルデ(アルバリーニョ)、いずれも美味でした。やはりカルロス・チキンは絶品ですなぁ。また次回も食べると思います。
しかし食後、カフェ(エスプレッソ)が飲みたいびびんば、カルロス氏に「イメンタ(メニュー)!」と言うと、お会計されてしまいました・・・。加路餐廳はマカニーズ、ポルトガル語は通 じないのですね。

 
(左)カルロス・チキン (右)バカリャウ・ア・ブラーシュ

tenho fome!! (ハラヘッタ!!) > 12/30(wed) 澳門二日目。 >>

食後のデザートのため(まだ食うんかい)巴士で移動して、昨日も行った甜香園第三分店で再び楊枝柑露をオーダー。
店員のお姉さんもびびぱんを見て昨日来たニホン人だとわかったみたい。昨日は香港ドルのコインを返されてしまったので、今日はちゃんと澳門パタカのコインで支払いをしたら、笑ってました。
店のお姉さんと手を降って、ホテルに帰りました(ちなみに新馬路から7番の巴士に乗り、「雅廉訪/聖心」で降りました)。

 
(左)甜香園の店内 (右)夜の議事亭前地

 
(左)夜の郵政局 (右)夜の新中央酒店(ホテルセントラル)

 
(左)夜の仁慈堂 (右)夜の新馬路

 
(左)夜のロバート・ホートン図書館 (右)夜のドン・ペドロ5世劇場

今日はきちんと風呂に入って(笑)、明日の予定(主に何を食べるか)を話し合ってから就寝。
晩ご飯のバカリャウ・ア・ブラーシュのおかげで口がニンニク臭いのですが・・・。

 
 

(びびんば 2010/01/21)