びびぱん in 澳門/香港 2006 〜 ポルトガルの面影を求めてマカオ旅行、ついでに香港も 〜
 
9/17(sun)
 
■ 9/17(sun):1日目 大阪 → 香港 → マカオ
 

● びびぱん@大阪

1年1カ月振りのKIX(関西国際空港)にリムジンバスで8:30頃到着のびびぱん。朝からとても良い天気。台風の影響は、国内線には出ているものの、国際線は欠航・遅れともになし。やった!
8:55にH社のカウンターで航空券を受け取る。行き先は香港。ANAのチェックインも香港まで。
…って、あれえ?

ニホンからマカオへは直行便が運行しておらず(2006年9月現在)、香港から高速船でマカオへ入境(入国)するのが一般 的ですが、その際、香港國際機場(香港国際空港)でいったん香港に入境せずに、直接マカオに入境することができるはずなのです。実は当日までそのルートで行くものだとばかり思っていましたが、どうやらいったん香港に入境する模様。
そうか、それで事前にH社から送られて来た書類のなかに香港の入境カードが入っていたのか(気付くの遅すぎ)。

10:55、NH175便は予定通り離陸…。

● むりやり、びびぱん@香港

機内でビールを頼んだらプレミアムモルツだったのでびびんばゴキゲン。でも機内食はお世辞にも…。

13:45(ニホン時間14:45)、香港国際空港到着。入境ゲートを出て、他のH社のツアー参加のひとたちとともにバスに乗り、香港市街へ。
あれ? フェリーじゃないん???
どうやら香港泊のひとたちを順にホテルまで送り届けて、そのあと尖沙咀(チムサーチョイ)のフェリーターミナルに行く模様。
いや、それって、マカオに行く吾々にとっては、かなりの時間のロスなのでは…?

結局恐れていた香港市中引き回しの刑に見事に遭ってしまい、尖沙咀のフェリーターミナルに着いたのは16:35、チェックインを済ませ、高速船で香港を発ったのは何と17:05のことであった(おーい)。
期せずして香港の街を観察する時間が出来たことは、まあ良かった…のか?

 
むりやり香港國際機場…
 
このフェリーに乗せられました…

● ようやく、びびぱん@マカオ

尖沙咀からマカオまでは所要時間約1時間の高速船。めっちゃ揺れる。ただでさえ船に弱いぱんだは顔面 蒼白の1時間でした。
「帰りはもう乗りたくない!」
いや、そんなわけにはいかない…。

澳門假日酒店1018号室

18:05、マカオ着。予想していた通り、今度はマカオ市中引き回しの刑に遭い、びびぱんが今回宿泊するホテル、澳門假日酒店(ホリデイ・イン・マカオ)にチェックインできたのは19:00頃。うーん、予定では夕方からマカオ散策のつもりだったのだがなああ。

しかしこのホリデイ・イン・マカオ1018号室、ダブルベッドが2つあって、部屋も中々広くて快適。さすがホリデイ・インです。

さあ、荷物を置いて、とっとと街へくり出そう!

● tenho fome!!(ハラヘッタ!!)

地図を見ながらとりあえず大通り(友誼大馬路 Avenida da Amizade)に出たのですが、想像以上にマカオは都会で、しかも工事中だらけでわけがわからん。地図に載ってない大きなホテル&カジノもあるし(それは9月6日にオープンしたばかりのウィン・マカオであった)…。
迷子になりながら何故か車道をひたすら歩き、なんとかマカオ観光の中心であるセナド広場方面 への道を探して、目的地に到着。

てなわけで、本日の夕食はこちらで。

沙利文餐廳
Restaurante Solmar

南灣大馬路512號
Avenida da Praia Grande, 512
TEL: (853)881881

11:00〜23:00(無休)

http://www.solmar.com.mo/

セナド広場から歩いて5分程のところにあるポルトガル料理レストラン、ソルマールです。店に入ると、2階席に通 されました。
それではここで進行をぱんだにバトンタッチ。


9/17(sun)

***今日の夕食***
・Calde verde
・鰯のサラダ
・ポルトガルチキン
・Vinho verde

 

 

折角、ポ料理屋に来たのだから、サルディーニャを食べないとと思い、メニューの魚のページを必死で探したけれど見当たりません。
仕方がないので、写真付きのメニューを初めからめくって探してみました。
すると、なぜかサルディーニャはサラダの所にのっていました。
なぜ??

出て来た「鰯のサラダ」、サラダと言うほど野菜はのってなかったですがね(ちなみにドレッシングは市販の瓶入り)。
でも、鰯はポルトガルを思い出す味で、サウダーデ。。。
Vinho verdeがグビグビすすみます。

そして、ポルトガルチキン。
本国にはない、ポルトガルチキン。
それを考えると、笑ってしまうのですが(この時点ですでにほろ酔い)。
そして、なぜかカレー味。
でも、おいしいのです。
で、Vinho verdeをグビグビ。

ここはポルトガルではない、マカオだ。
たぶん、ホロ酔いで街中歩いたらアブナイよ。
とか、言いながら飲んでしまいました。
それぐらい、Vinho verdeとマカオポルトガル料理が合っていたということでしょう。

さすがに、お店の方が空の瓶を下げながら「One more?」と聞かれた時は「NO,Thank you.」とお答えしました。

マカオで初めの食事、楽しくおいしく頂けました。
最初がこれやったら、さい先よいのでは?と予感するぐらいに。

(by ぱんだ)


お値段は全部で330HK$(約5,775円)でした。ごちそうさま。

● カテゴリー:おやつ

美味しいポルトガル料理(一部違う)とヴィーニョヴェルデでほろ酔いのびびぱん、しかしここはポルトガルではなくマカオ。周りを見渡すとアジア人ばかりで(自分達もそうです)、しかもすれ違う人すれ違う人みんな怪しく見えて(気のせいです)、酔って夜の街を歩くには少し緊張感を強いられました。

さっさと酔いを覚ましてしまおうと、食後のデザートに選んだお店はこちら。

義順牛奶公司
Yee Shun Dairy Company

議事亭前地7號
7 Largo do Senado
TEL: (853)573638

9:00〜23:00(無休)

(Web Site なし)

義順の牛乳プリン(奥)と卵プリン(手前)

セナド広場にある、とても有名らしいプリン屋、義順です。香港などにもいくつか支店があるそうですが、このマカオのセナド広場の店が本店なのだそう。

店内はあまり広くなくて、どいらかと言えば小汚い感じですが(失礼)、このとてもシンプルな牛乳プリン、牛乳の甘さが引き立っていて、でもあっさりしていて、美味しかった。卵プリンの方は、甘い茶碗蒸しという感じでした(笑)
2つで24HK$(約420円)なり。

ちなみにここ、不完全な(これ重要)ニホン語メニューも店のひとに頼んだら出て来ます。

● 不夜城マカオ?

食べたかった牛乳プリンにも満足したので、びびぱん、夜のセナド広場をそぞろ歩き。

もうすぐ中秋節だそうで、ポルトガル風のセナド広場にも中国風の飾り付けや舞台の設置準備が進んでいました。

 

セナド広場付近にはポルトガルの面影をあちらこちらに見て取ることが出来て、歩いているだけで楽しいです。

 
ポルトガルの首都=リスボア、娯楽場=カジノ、ってこと?
 

ホテルへの帰り道、葡京酒店(ホテル・リスボア)に併設されている葡京娯楽場(カジノ・リスボア)の前を通 りました。

マカオと言えばカジノ、と連想される方も多いとは思いますが、先に書いておくと、びびぱんは今回カジノへは行かず仕舞でした。
びびんばは昔ラスベガスに行きましたが、ラスベガスはファミリーでも楽しめるようなオープンな雰囲気があったのに対し、マカオのは「カジノ」と言うよりも「賭場」という感じがして、イルミネーション(て言うかネオン)もニホンのパチンコ屋みたいだし、あまり興味を惹かれることがなかったのです。もともと賭け事しないしね、びびんばもぱんだも。

明日は1日みっちりマカオ観光。どこに行こうかあれこれ話し合いながら、就寝。

 
   
 
 
 

(びびんば 2006/10/15)