びびぱん in 澳門 2007 〜 ポルトガルの面影を求めてマカオふたたび 〜
 
5/5(sat)[1]
 
■ 5/5(sat):3日目[1] マカオ
 

● マカオを歩く 〜タイパ島編〜

3日目の朝は7:30起床。今日は雨は降っていない。やった。
ホテルで朝食を食べて、9:30に出発。ホテルの前でおばちゃんに広東語で話しかけられる。ごめん、びびぱんジャパニーズやねん。
マカオではポルトガルと違ってニホン人も現地人も見た目は同じだから、こういうことはよくある。ツーリストだと見た目で分かってもらえないのはときとして不便であったり。

本日は先ずタイパ島へ。22番のバスに乗り、官也街で降りる。マカオ半島内とは違い、バス料金はひとり3.3MOP(およそ49.5円)かかる。まあそれでも充分安いんですけど。
本日もウォーキングマップ『Macau Walking Tours by Day & Night』を見ながら、「Taipa Village」40分コースに沿って行動します。

 
(左)北帝廟 (右)スタート地点で野良犬がお出迎え

スタートは天后廟。そこから、グリーンの壁の古いポルトガル風の街並が残るタイパ・ヴィレッジ(氹仔市区)を歩きます。
中国とポルトガルが交錯する不思議な区画で、びびぱんお気に入りの場所です。

 
(左)アズレージョに描かれた水墨画風のマカオ (右)天后廟

 
(左)ここにもタイパ犬が! (右)ポルトガルに線香?

 
(左)地元のパン屋 (右)官也街(食街)・今年は結構賑わいを見せています

官也街までたどり着くと、今度はタイパ・ハウスミュージアムのある埋め立て地方面 へと向かいます。このルートは昨年も歩きました。

 
(左)smart in Macau (右)昨年も写真を撮った自転車のある民家

途中でビーチを探しているフランス人観光客2人組にフランス語で話しかけられました。多分コロアン島の黒砂(ハクサ)ビーチに行きたかったのだと思われますが、地図でタイパ・ハウスミュージアム辺りの埋め立て地を指差して「ビーチ?」と言っていたので、「ここはビーチじゃない。バスに乗ってコロアン島へ行きなさい。」と幼児レベルの1単語と身ぶりだけで伝えました。向こうもびびぱんを中国人だと思っていたらしく、別 れ際に「ジャポネ?」と話しているのが聞こえました。ごめん、びびぱんジャパニーズやねん。

 
(左)この直後彼女達に話しかけられました (右)鳥かごの家

 
(左)タイパ・ハウスミュージアムに到着 (右)埋め立てはどんどん進んでいる模様

昨年は月曜日だったためタイパ・ハウスミュージアムも休館日だったのですが、今年は開いていたので入ってみることにしました。入館料は、4つの住宅跡共通 でひとり5MOP(およそ75円)。まあ内容は神戸の異人館みたいなもんです。
ポルトガルを紹介する謎の展示も行われていましたが、そのしょぼさには笑うしかありませんでした。
このあたりでまたぱらぱらと雨が降り始め、蒸し暑くなってきました。

 
(左)葡萄牙!

 
(上右・左・右)20世紀初頭のポルトガル人やマカニーズ達の生活様式を見ることが出来ました

 
(左・右・下左)これが問題の謎の展示(笑)

 
(右)これはいったい何なんでしょう???

タイパ・ハウスミュージアムを後にし、官也街の市場跡の広場まで戻りました。
官也街入口の店で楊枝甘露を買って(15MOP=およそ225円)雨宿り。楊枝甘露の値段がわからなかったびびぱん相手に、お店のおばちゃんは指で「十」「パー」と教えてくれました。ありがとぅーおばちゃん!
雨はじきにやんでくれました。

 
(左)市場跡の広場からみた食街 (右)美味しかった楊枝甘露

昨年とは違って賑わっている官也街を通り抜けて、昨年も潜入した市場を見学。こういう場所もびびぱんは大好きです。

 
(左)看板はかわいいんだけど・・・ (右)ばっさばっさと捌かれて逝く肉たち

 
(左・右)市場も今年は賑わっていました

官也街から22番のバスに乗って、びびぱんの好きな場所、ポルトガル情緒のあるのどかなタイパ島を名残惜しく後にしました。

 
 

(びびんば 2007/08/18)