● ソルロンタンウマー!!
韓国2日目の朝、おはようございます。昨晩は2人ともチンボツしてしまったので先ずはシャワーを浴びて(このホテルはバスタブなし)、8:45というびびぱんにしては少々遅めの出発です。
残念ながら本日はあまり天気がよろしくない模様。そして昨日よりも寒い!
朝食は、食べたかったソルロンタンを食しに、明洞ギルの「シンソンソルロンタン(神仙ソルロンタン)」へ。このお店は24時間開いているので朝食に便利です。朝から満員で、座るまで少し待ちました。
早速ソルロンタン(6,000ウォン)を2人前注文。

(左)神仙ソルロンタン (右)うまい! ソルロンタン
スープがめっちゃいいダシ! ぶわっと旨さが来るわ〜。固めに炊かれたご飯やキムチを投入するとなお旨い!
ああ、朝からぬくもりました。
となりの席の地元のじーさんたちは朝からソジュ(焼酎)を飲んでおられました・・・。
ぱんだのblog(現地からUP)
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● ソウルから楊州へ
さて本日は、びびぱん以前から韓国に行ったらいちどは行ってみたいと思っていた「MBC楊州文化村」へと向かいます。
市庁(シチョン)駅から地下鉄に乗るのですが、その前にロッテデパート前でピ(の看板)と記念撮影を済ませ、道中お腹が空くといけないのでセブンイレブンでキムパブとロッテのガムを購入。
地下鉄の切符を自販機で買おうと思ったのですが、500ウォン硬貨しか使えず、両替機もないので、窓口で地図を見せて目的地の州内(ジュネ)駅を指差しました。すると少し年輩の駅員さん、「ジュ・ネ?」とこちらが聞き取りやすいようにゆっくりと聞いてくれて、東安駅行きの列車に乗るようにと丁寧に教えてくれました(もっともびびんばは何を言われているのか良くわからなかったのですが、こういうときはぱんだの方が勘が働いて相手の言っていることを理解することが多いです)。親切な駅員さんに心から「カムサハムニダ。」を言って1,400ウォンの切符を2枚買い、10:00頃発の東安駅行きに乗りました。
地下鉄はしばらく走ると地上へ。外の景色はどんどん田舎になっていき、2日前に降った雪がまだ残っているのがわかった。とうとう雨も降って来たようだ。すると、となりの車両から段ボールのカートを引っ張ったおっちゃんがやって来て、突然カートに何本も差してある黒いこうもり傘をバッと開き大声で喋り始めた。
「アニョハセヨ! ○※◆▽□●△◎・・・」
何とこのおっちゃん、傘売りなのだ。雨が降って来たタイミングでどこからともなく現れて、車内で大声でまくしたてながら傘を売る。そのニホンでは見ることのない光景にびっくりして笑うしかありませんでした(写
真を撮ろうとしたらぱんだに止められたので写真はなし)。
傘が1本も売れず、おっちゃんがとなりの車両に移ってしばらくすると、また同じカートを引っ張ったひとが、今度は同じように手袋を売り始めた!
ああ、外は寒くなって来たからね。手袋は1つ売れました。見てると10,000ウォンだった模様。
またしばらくすると、今度は傘と手袋を両方売るひとが! 傘が1本売れましたが、傘は20,000ウォンだった模様。
そうこうしてる間に1時間ほど電車に揺られ、州内駅に到着。駅を出ると雪景色、そして何もない田舎。道路を渡って右手にあるバス停から2-4番のバスを待ちます。この路線バスでの「MBC楊州文化村」への行き方はソウルナビの掲示板を参考にさせていただきました。
バスに乗り込み料金箱にひとり900ウォンづつ入れて、運ちゃんにMBC文化村(エムビシムナドンサン)に行きたいと伝えたのですが、無視される。やなかんじだなあ、ちゃんと伝わらなかったのかしらと少し心配に思いながらもMBC!MBC!と2人でニホン語で喋っていると、15分ほど走ったところでバスの運ちゃんにここで降りろと合図されました。こんな片田舎のバスに乗るニホン人の行き先はみんな同じなんだろうけど、実は優しい運ちゃんだったことがわかり、再び韓国のひとの親切にふれ、「カムサハムニダ。」を言ってバスを降りました。
● MBC楊州文化村、その正体とは・・・
バスを降りて畑の中をしばらく歩くと、見えて来ました「大長今」と書かれたゲート。
そう、「MBC楊州文化村」は別名「チャングム・テーマパーク」。『大長今(宮廷女官チャングムの誓い)』の撮影が行なわれたMBCの撮影所なのです。チャングム好きのびびぱん家、韓国でぜひとも行ってみたい場所だったのでした。
入場料はひとり5,000ウォン。なのですが、カードで払うとひとり4,000ウォンに割り引きになりました。ただしわが家のメインカードのMasterは使えなかったのでVISAで。
われわれが奥に進むと、ツアーバスがどんどんと帰って行くのにすれちがい、パーク内は閑散としている様子。ここに来るのは半日ツアーの観光客がほとんどなので、テーマパークは午前の早い時間が一番混んでいるようです。
(以降、チャングム観ていないひとにはさっぱり面白くない写真が続きます。ご了承下さい。)

(左)チャングム・テーマパーク入口は王宮の門 (右)チャングムとハン尚宮や、チェ尚宮とクミョンらの入れられた牢

(左)被告(チェ一族など)が縛りつけられて百叩きに遭っていた椅子 (右)酒瓶を積んだトックおじさんの引き車とびびんば氏

(左)チャングムがお母さんの手紙を隠していた東屋 (右)東屋そばの松の樹のふもとにチャングムのお母さんとハン尚宮の想い出の甘酢を発見!

(左)チョン尚宮が幼少期のチャングムやヨンセン達に歌を聞かせていた醤庫 (右)チャングム&ミン・ジョンホと記念撮影

(左)「手乗りチャングム」 (右)悪ふざけが過ぎたぱんだ氏、チャングムがよく閉じ込められていた貯蔵庫に閉じ込められる

(左・右)女官編の主な舞台である水刺間(スラッカン)に感動!
びびぱん家の年賀状用の2人の写真はココで撮りました
(左)クミョンが金鶏を逃がしてしまった鶏小屋 (右)トックおじさんの家ではお酒の試飲ができるはずでしたが、われわれが行ったときは無人でした
小雨が降ったりやんだりとあいにくの天候でしたが、チャングム好きのびびぱん家はじゅうぶん楽しむことが出来ました。ソウルからは少し遠いけど、チャングム好きには自信を持ってオススメできるスポットです。
われわれは電車とバスを使って自力で行きましたが、バスの運ちゃんが親切だったおかげで迷わずに済みました。ソウルからの半日ツアーもあるので、そちらを利用する方が安心かも知れません。
満足して帰ろうとしたところ、パーク内でホトックを売っていたので思わず買い食い。これもいちど食べてみたかったものでした。中に黒蜜が入っていて、なんだかやみつきになる味。これは揚げタイプだったので、次は焼きタイプも食べたいなあ。
● 韓国の方の親切に助けられっぱなしです
来たときにバスを降りた場所にバス停らしき看板が立っていたので、その下で帰りのバスを待ちながら軽く昼食。市庁のセブンイレブンで買ってきたキムパブ。
キムパブも初めて食べましたが、巻寿司と言うよりかは、ニホンで言うおにぎりみたいな感覚なのだと思いました。思いのほか美味しかったです。

(左)焼肉入り (右)ツナ入り
なかなか来ないバスを待っていたところ、パーク方面から歩いて来た韓国人女性にニホン語で話しかけられました。話を聞くと、このバス停にはなかなかバスが来ないとのこと。パークからバス通
りに出て、右手にしばらく歩いた交差点を左に曲がったところに大きなバス停があるので、そこから乗るよう教えていただきました。
三たび韓国の方の親切にふれ、心からオブリガード・・・じゃなくて「カムサハムニダ。」を言って、教えてくれたバス停まで歩きました。
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