びびぱん in ソウル 2007 〜 びびぱんヨン様ツアー2007(仮称) 〜
 
11/24(sat)[1]
 
■ 11/24(sat):3日目[1] ソウル (明洞 → 景福宮)
 

● びびぱん観光客的行動

朝っぱらからデタラメニホン語を探すびびんば氏

韓国3日目の朝、三十路夫婦疲れが取れず、寝坊してしまいました。おはようございます。
朝食は、あらかじめいくつかピックアップしておいた参鶏湯(サムゲタン)の食べられる店の中から、ホテルから歩いて行ける「明洞参鶏湯」(ソウルナビのURL >>)へ。

さすがに朝っぱらから参鶏湯なんぞを食べるのはニホン人観光客くらいなものらしく、店に入るとガイドブックを持ったニホン人観光客が2組いるだけでした。
びびぱんも参鶏湯を2人前注文。すると、サービスで高麗人参酒が出てきました。徳利の中には人参の根っこが。意外と飲みやすいもんなんですね。

参鶏湯、鶏のダシがこれでもかーっと出ていて旨かったです。中の米ももちもちで。

食べてると、ようやくニホン人以外の3〜4人のおっさんのグループが入店。しかし地元のひとではなく中国人でした(中国語のガイドブックを広げていたので)。ああ、やはり観光客・・・。

 
参鶏湯(左)と高麗人参酒(右)

会計はここもクレジットカードで払いました(20,900ウォン)。ロッテマートにあったのと同じタッチパネルにサイン。小さい店なのにハイテクだ。

ぱんだのblog (現地からUP) >>

● らぶきょん。もしくは『大長今』と『宮』の世界

さて本日は、朝鮮王朝の都であった景福宮(キョンボックン)を見学する予定です。
地下鉄4号線の明洞から1駅、忠武路で3号線に乗り換えて景福宮へ。たぶん20分程度で到着したのでは。

着くとちょうど11時で、興礼門で守門将交代式が始まるところでした。ナイスタイミング。

向かって左側の奥から、韓流ドラマの時代劇で観るような武官の衣装を身につけた一団が!
門の前に次々と整列し、合図とともに交代式が始まります。



 
(左)ほら貝が鳴り響き、太鼓がどーん! (右)なかなかの迫力です

交代式が終われば何事もなかったかのように客入れ(って言うのか?)。
向かって右側のすみのテントに、先ほどの交代式で登場したような時代劇風の衣装を試着できるコーナーがあり、欧米からの観光客に大人気。服の上から被るだけのようだったのでびびんばも参加したかったのですが(もちろんこの旅行記のネタのために、ということにしておこう・・・)、ぱんだに拒否されて興礼門をくぐりました。

興礼門の次にあるのは勤政門。その勤政門をくぐると奥に勤政殿という国家的行事を行なっていた建物があり、その手前に何やら墓石のようなものが並んでいますよ。

 
(左)見事なカラーリングを施した勤政門 (右)墓石?

「ああ、これTVで見たことある。集会があると、階位ごとにこの石の横に並ぶねん。」(集会って何なんだ)

この石(官位順整列標識)の高さがちょうど良い塩梅だったので、その上にデジカメを置いて、勤政殿をバックにセルフタイマーで1枚記念撮影パチリ。 将来、官位順整列標識がそんな使い方をされるとは、当時の皇帝も貴族も考えつかなかったであろう。値打ちないですな(笑)

勤政殿の向こうには思政殿、康寧殿、交泰殿と続き、その左右にも様々な建物が存在する。
さらに奥へと行くと香遠亭や乾清宮と、とにかく広い! ものすごーく広いのである。

だんだん、自分達がどこにいるのか、何を見たのかがわからなくなってきました。ぐるぐる〜。


 
勤政殿は重厚にして豪華絢爛

 
(左)思政殿 (右)柱の陰にちびチャングムが隠れていそう

 
(左)書庫? (右)動物をかたどった瓦

 
(左)嵯峨山煙突はオンドルの煙突だそう (右)交泰殿の見事な壁

 
(左)水に浮かぶ慶会桜 (右)この空き地は?

 
(左)実は水刺間(スラッカン)跡 現在復旧工事中とのこと (右)香遠亭

ところで、この韓国旅行の後、韓流ドラマの『宮』(びびんばのblog >>)と『宮S』(びびんばのblog >>)を観たのですが、登場人物がこの景福宮に住んでいるという設定で、実際にロケ地として景福宮のあちこちがドラマに登場するのを観て、なつかしい気持ちと同時に、もう一度行きたいなあと思いました。今度行ったら、また違った楽しみ方ができるかもしれませんね。

2時間ほど景福宮の中を歩き回り、気付けば午後1時。午後の予定も消化しないといけないため、途中で見切りをつけて景福宮を後にしました。
時間に余裕があればもっと長居していたはずです。

さあ、次の目的地に移動して、先ずはお昼ご飯ですよ〜。

 
 

(びびんば 2008/03/16)