びびぱん in 澳門/香港 2006 〜 ポルトガルの面影を求めてマカオ旅行、ついでに香港も 〜
 
9/18(mon)[2]
 
■ 9/18(mon):2日目[2] マカオ
 

● マカオタワーでびびる

はじめての飲茶を堪能して身も心も満足したびびぱん。
ポウサダ・マリーナ・インファンテでタクシーに乗りこみ、タイパ島を後にしました(今度のタクシーの運転手はサングラスをかけた若い女性)。

西湾大橋を渡り、次の目的地、マカオタワーへ。
タクシー料金はマリーナ・インファンテ〜マカオタワーで34HK$(約595円)。

マカオタワーは高さ338m、マカオ半島の新しいシンボルです。
旅行記を書きながら気付いたのですが、残念ながらマカオタワーそのものを近くから撮った写 真が1枚もありませんでした。カメラマン(私びびんば)、すっかり忘れていたようです(笑)

1階のカウンターで入場料ひとり70HK$(約1,225円)を払い、一旦地下階に降りてからエレベーターでタワー上階に登ります。
地下階では何故かうさんくさいニホンフェアー(?)が開催中。微妙に間違ってるニホン文化が大々的に紹介されてました(笑)

 

エレベータがなかなか降りて来ないので登るのに時間がかかりましたが、超満員のエレベーターで58階の展望台フロアへ。

たか!!

先ほどタクシーでタイパ島から渡って来た西湾大橋
こちらはマカオ半島方面

そしてマカオタワーの展望台と言えば、この足元がガラス張りのフロア。
旅行前から楽しみにしていたのです。
こんなの言うほど恐いわけがない、みんな大げさだなあ、などと思っていたびびんばでした。が、

…腰が抜けるかと思いました。

へっぴり腰のままガラスの上を1周したびびんばとぱんだ(正確には一部柵がしてあり、1周することは出来ませんでしたが)、エレベーターで降りてマカオタワーを後にしました。

さらに上の階、59階、60階にも登れることにも気付かず…。

またまた地下階のニホンフェアー、北海道コーナーはしょぼいテーマパークのようでした。
意味がわかりません。

マカオタワーからセナド広場まで戻るのに、またタクシーに乗ろうかとも思ったのですが、ちょうどマカオタワーの前にバス乗場があったので、セナド広場に行く番号のバスを待ち、乗り込んでみました。
バス運賃はどこまで乗ってもひとり2.5HK$(約43.75円)。

● マカオのサン・ジョルジェ城へ

がたがたと路線バスにゆられ、マカオの街中を登ったり下ったり、狭い坂道にもどんどんと入って行き、マカオのディープサイドを垣間見ることが出来ました。
マカオの路線バスは楽しくてオススメ。時間があったら目的なく乗ってみても良いかも。

降りるところがわからず、それっぽいところで降りてみると、セナド広場の少し手前のようでした。
ディープなごった返した露店街や市場(商店街?)をくぐり抜けながら、びびぱんマカオ観光の拠点(と勝手に決定)、セナド広場に戻りました。

次の目的地はモンテの砦。セナド広場から聖ドミニコ広場を抜け、坂道を登ります。リスボンのサン・ジョルジェ城に行くのにアルファマの坂道を登ったのを思い出す、そんな道すがらでした。

 
砦に登るとこんな感じの公園
似ている…?
モンテの砦入口
るんるんぱんだ
 
 
城下町を一望するバカ殿フィーゴ
先ほど登ったマカオタワーも見えました
   

モンテの砦は1617年から1626年にかけて作られた要塞で、1622年にはここの砲台がオランダ艦隊を撃破し、マカオの街を守ったという伝説が残されている。

公園は緑が豊かで、どことなくサン・ジョルジェ城に似た雰囲気。大砲もあるしー。
明らかに違うのは、そこから見える景色…。
でも公園内にはそこら中にポルトガル語表記が残っているのがまた面白い。

公園をぐるっと歩いていると、すぐ近くにハリボテ…じゃなくて聖ポール天守堂跡が見えたので、そちらにも行ってみることに。
ショートカットする(階段を降りる)と、すぐそこでした。

すぐそばまで見えて来た聖ポール天守堂跡
正面から見るとこんなに立派(笑)

聖ポール天守堂跡は、1600年代に建てられた教会が、1835年の火事でファサード以外焼け落ちてしまい、今の姿となったそうです。マカオの観光ガイドやらには必ず登場する有名な画ですね。
この付近には土産物屋も多く、さしずめ奈良の東大寺といった感じですかな。

びびんばの大好きな珍珠ミルクティーを飲んだり、ダイソー(!)で飲み物を買ったりしながら、セナド広場に戻り、うろうろしたり写 真を撮ったり。

「聖ドミニコ広場」
ヨーロッパ風の教会と中国風の飾りのミスマッチ加減が面白い!
セナド広場の屋台
「仁慈堂」
このアングルの写真もよく見かけます
「民政総署」
恐い顔したお姉さん達が立ちふさがっていたので早々に立ち去りました(笑)

ホテルに帰る前に買いものを。
百利來(Pavilions)というポルトガルワインが買えるというスーパーマーケットで、ポルトガルビール(Surper Bock、Sagres)ポルトガルのミネラルウォーターLUSO、クノール、コーヒー、チョリソーの缶 詰などを大量に買い込み、さらに地下のワインセラーでポルトのドライホワイトとヴィーニョヴェルデを数本購入しました。
それから、ホテルの近所のスーパーマーケットで中国茶やアーモンドクッキーなどを購入。

● 最後の晩餐@マカオ

マカオでの最後の夕食はやはりポルトガル料理でしょう、ということで、ホテルの近くにある「新口岸葡國饗」に行くことにしました。出発前の事前調査で、マカオ在住のニホン人の方に評判の良かったレストランです。
下の写真(店のサイトから無断で拝借しました、スイマセン)を見てから店の通 称は何故か「北朝鮮」に決定(ただしびびぱんの中だけで!)。

新口岸葡國餐
Porto Exterior

澳門新口岸宋玉生廣場 中裕大廈606H-606G地下
Alameda Dr. Carlos D Assumpção, Ed. Chong Yu, No.606 H - No.606G R/C, Macau
TEL: (853)28703276, 28703898

12:00〜24:00

http://www.portoext.com.mo/


9/18(mon)

***今日の夕食***
・Pão(パン)
・Calde verde(カルドヴェルデ)
・Carneiro Grelhado(ラムのソテー)
・Arroz de Pato(鴨ご飯)

 

 

日本ではなかなか食べれないポルトガル料理をと思い、鴨ご飯を選んでみました。
羊好きのダンナはラムのソテーを選びました。
あとは定番のカルドヴェルデ。

空腹のびびぱん、はじめに出てきたパンを食べてびっくり。
ポルトガルの味がします。
うぅ、懐かしい。
ポルトガル味のパンにはなかなか出会えなかったので大喜びでした。
パンでこの味、このお店期待できるかもと、上機嫌になってしまいました。
カルドヴェルデも良い味でチョリソーがゴロゴロ。
昼間、スーパーでポルトガル食品がいっぱい売っていたので、納得出来ましたが。
ラムのソテー、ポルトガルちっくかどうかは不明ですが、それ自体はいい味でラム好きのダンナは大喜びです。
鴨ご飯、2年前に食べた切りで味の記憶が微妙です。
向こうで食べたんこんな味やったはず、おぼろげです。
でも向こうで食べた鴨ご飯はちょっと塩味がきつかったかなぁ、そう思うとこっちのほうが食べやすい味かなぁ、とツブヤキながら頂きました。
びびぱんが着いた頃は空いていたお店も、出る頃にはいっぱいに。
外に出ると、テラス席にもお客さんがいてました。
そこで対象的だったのが向かいのお店、ガラガラ・・・。
びびぱんが選んだこのお店「新口岸葡國饗」、アタリだったようです。
ホロ酔いるんるん気分でお店を後にしました。
でも、気持ちはひきしめつつ(笑)。

(byぱんだ)


代金はチップ込みで370HK$(約6,475円)。チップはもう少しはずむべきだったかも、とちと後悔。

食後の帰り道、コンビニ(セブンイレブン)で生力(サンミゲル)の350缶 を買って、風呂上がりにグビリとやってから就寝♪

 
   
 
 
 

(びびんば 2006/12/30)