● ディスイズ香港スタイル
失礼ながら、今回香港に1泊するのはあくまでもマカオ旅行の "ついで"
だったので、準備段階から、マカオに比べると香港のことについてはそれほど熱心に調べていませんでした。TVや写
真で見たことのある香港っぽい雰囲気を味わえればそれでいいかな、というところで。ただ、そこはやはりびびぱん、旅行の準備を進めて行くにつれて、食べたいものは出てくるわけで、この香港1食めは、香港で比較的お安く頂けるという
"北京ダック"
を食べに行くことに決めていたのです。
太子(プリンス・エドワード)からMTR(地下鉄)に乗り、尖沙咀まで。ホテルが少し外れにあるため、香港滞在中は地下鉄にたくさん乗るだろうと思い、駅の改札でカタコトの英語を駆使してオクトパスカード(1
Day Pass)を購入しました。
尖沙咀でMTRを降りて、尖沙咀海浜公園の近くにある帝國中心(エンパイアセンター)というビルの1階(ニホンでいう2階)へ。全聚徳烤鴨店は、ぱんだがあらかじめネットで情報収集して見つけておいたレストランです(食べることへの努力はほんと怠らない)。
全聚徳烤鴨店
Zuanjuda Roast Duck Restaurant
(鳳城酒家 Fung Shing Restaurant)
香港尖沙咀麼地道68号帝國中心1楼148舗
Shop 148, 1/F Empire Centre 68 Mody Road, Tsimshatsui, Hong Kong
TEL: 2316-7218
11:00〜24:00
(Web Site なし)
席に案内されると「ヤムメーチャア?」
おっ、今度は聞き取れた。何茶にするか聞いてるんだな。え〜っと…。
しかし残念ながらお茶の名前を不勉強だったびびんばの口からとっさに出たのは、
「う、うーろんちゃー…。」
不覚…。

でも北京ダックは最高に美味しかった。香港スタイルは皮だけではなく身も食べるらしいのだけれど、厚めの肉と甘めの味噌がもう何とも言えない。
他にも油菜やふかひれスープをたのみ、何故かおしるこをサービスで出してもらい、お会計は151HK$(約2,643円)でした。えらい安いなと思ったら、どうやらランチタイムはダックが半額になっていた模様。お得でした。また行きたいですな。
(このとき店のTVでやっていたどこかの国のニュースの内容がよくわからなくて、帰りの飛行機の新聞でようやくわかったんだけど、それはタイのクーデターのことを伝えていたのでした。)
● 香港、混沌
食後、尖沙咀をうろうろ。
と言っても特に目的があったわけでもなく、何となくウインドウショッピングをしたり、HMVでCDを見たり(これはびびんばの趣味)、ハーバーシティ・オーシャンセンターというショッピングセンターを往復してみたり。

(左)ほう、これが有名な重慶大厦(チョンキンマンション)か (右)昼の彌敦道(ネイザンロード)
ぱんだは香港に来てから水が合わなかったのか、だんだん疲れてきたみたい。かわいい香港雑貨を探すも見つからず、さらにテンション↓
しまいには「香港はワタシには合わない。」と言い出す始末。そこで、とりあえずホテルに戻ってしばし休憩することにしました。そう言えばこの旅行ではシエスタも取ってなかったもんな。
太子の駅でペットボトルに入った楊枝甘露を見つけて購入し、ホテルへ。
● ぱんだ復活(楊枝甘露=仙豆)
昼寝を済ませると少し元気になったぱんだ氏。楊枝甘露は美味しかった。香港滞在中のヒット商品となりました。これ、ニホンで売ってくれないかなあ。
夕方から夜にかけては香港島に行くことにしていたのですが、もう少しポジティヴに香港の街を楽しもうという気になったのか、ぱんだより、尖沙咀まで歩こうと提案があり、賛成2票で可決承認されました。
太子から油麻地(ヤウマーテイ)あたりまで続く上海街は大阪で言う道具屋筋のような通
りで、何か面白いものは売っていないかと、1軒1軒しらみつぶしに(笑)歩くびびぱん。

(左)ああ、何か香港っぽいね (右)暗くなってくるとなおさら
尖沙咀からはMTRで海底を通
り、香港島へ。中環(セントラル)に着いた頃には陽も落ち、香港の街も暗くなっていました。地図を見ながら、ぱんだの小学生時代からの友人から得た情報、"エビワンタンの旨い店"
を探します。
この中環の辺りはオフィス街って感じで都会ですな。
目的の店はどうやらSOHOとか蘭桂坊(ランカイフォン)という地域にあるみたいで、丘を登って近付くにつれて、今度はどんどんオシャレなバーやショップが。
カバン好きのぱんだは、ガイドブックにも載っていたカバン屋さんに入るも、何も買わず。別
の店では微妙なパンダの顔をしたカバンなんかもありましたな。
沾仔記麺食
Tsim Chai Kee Noodle
香港中環威靈頓街98號地下
G/F, 61 Connaught Road C, Central, Hong Kong
TEL: 2850-6471
8:00〜20:00 ※ただし諸説あり(笑)
(Web Site なし)
店は最近改装したらしく、ニホンのラーメン屋のような佇まいになっておりました。結構混んでいて、繁盛している模様。
もちろんここでは雲呑麺をいただきました。
エビ100パーセントの雲呑らしいですが、ぶりぶりっとした食感が何ともたまらなかったです。
当時の旅行メモには、2人で32HK$(約560円)とあります。ということは1杯16HK$(約280円)だったのかな。
● 香港の素晴らしき夜
さて、香港の夜といえば、いちばんベタな "アレ" を見なくてはな。
そう、100万ドルの夜景を!
という訳で、ヴィクトリアピークに登るべく、ピークトラムの乗り場を案内看板と地図をたよりに探します。
何か、階段を登ったり公園の中を抜けたりさせられましたけど、どうにか到着。
ピークトラムの往復チケットは、ひとり30HK$(約525円)でした。
ピークトラムは、普通じゃ考えられないような急傾斜で登って行き、それはそれはテーマパークのアトラクションのようであった。
そして、ヴィクトリアピーク山頂、そこから見えたのは…。


まさしく100万ドルの夜景!!
デジイチを取り出して夜景を撮りまくったのですが、ブレずにキレイに撮れたのは数枚で、すべてぱんだ作。これは日頃の練習(夕食日記用)の成果
か。
少し曇ってはいたものの、すばらしい夜景でした。
びびんばはもちろん、昼間は香港の毒気にヤられていたぱんだも、香港に来て良かったなと思うことが出来ました。
ただ、頂上で買ったペリエは高かった。観光地価格。あと、展望台のエスカレーターがその時話題のシンドラー社製であったことも補足しておきます(なんだそりゃ)。
ピークトラムの駅から中環方面に歩いて降りたのですが、気付けば隣の金鐘(アドミラリティ)まで歩いていたようです。金鐘からMTRに乗って、ホテルに帰りました。
そう言えば、MTRの駅で東南アジア系のカップルに「この電車は○○に止まるのか。」と聞かれて、「○○なら止まるから大丈夫だ。」と、ほとんど目線とボディランゲージだけで教えてあげました(笑)
太子のコンビニ(確かセブンイレブン)でミネラルウォーターと生力(サンミゲル)の500缶
(また!)を買い、ホテルへ戻りました。
しかしコンビニではニホンの商品がニホン語のまま売られているのが不思議な感じがします。読めないだろ、こっちのひと。
明日はとうとう最終日。3泊4日ってほんと早い。(なのになかなか旅行記が進まないのは何故じゃ、というツッコミはご遠慮下さい。)
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