びびぱん in 葡萄牙国 2008-2009 〜 ポルトガルで過ごすお正月 〜
 
12/26(fri)
 
 
■ 12/26(fri):1日目 大阪 → フランクフルト → リスボン
 

● 幸先の・・・

びびぱん家5:50起床。パッキングの仕上げをして、6:15に家を出る。いつものようにバス、電車と乗り継ぎ、予定より1本早い7:00の関空リムジンバスに乗ることが出来た。8:05に関西国際空港着。
早速ルフトハンザのカウンターでチェックイン。
すると意外な答えが。

「本日満席により、お席が離れ離れになってしまいますがよろしいですか?」

あれ? 予約の時点で座席指定も出来てたんじゃないの?
聞くと、帰りの便は隣同士の席が取れているが、行きの便の座席はリクエストのみで確定していなかったとのこと。
ゴネても通りそうにない雰囲気だったので仕方がない、そのまま発券。ぱんだ荒れる落ち込む。韓国や香港ならともかく、10何時間も知らん人の隣に座るのは辛いぞ・・・。

ぱんだは空港内のユニクロで旅行用の帽子と機内用のレッグウォーマーを、免税店で旅行用の時計(スウォッチ)を購入。今回の旅行の準備が整っていないことを物語っています。

ぱんだは現地にて合流するcocteauさんとポルトのhirokoさんにケータイからメール。
そして機内で座席を替わってもらうというわずかな望みに希望を託して、いよいよ10:55発のLH741便に乗り込みます。

びびんばの隣の席に来た女性がひとり客っぽかったので、ぱんだの席と替わってくれないか頼んでみると、快く応じてくれた。やった! しかしその直後、替わってもらったはずのびびんばの隣の席に別の女性が。確かめると、先ほど替わってもらった人は座席番号を間違えていた模様。改めて、本当のびびんばの隣の座席の人と交渉し、周りの人と、そして当の本人も混乱しながら、無事びびぱんは隣同士の席をゲットしました。

● D2D (Door To Door) で24時間の移動

3年振りのルフトハンザ。
エコノミーでも座席に個別のTVモニタがつきました。観たい映画なども自由に呼び出せます。

先ずはウェルカムドリンク。ドイツビールのヴァルシュタイナー(び)、スパークリングワイン(ぱ)をいただきました。

 
牛スライスのソテー マスタードクリームソース(び) 鶏肉の照り焼き唐辛子風味(ぱ)

びびんばとしては、ルフトハンザではドイツビールが飲めるのが嬉しいですな(大衆的なヴァルシュタイナーですが)。
これはぱんだとも話してたのですが、ルフトハンザは機内食もけっこう美味しいと思います。

昼食(ニホン時間)と昼食(ドイツ時間)の間に軽食としてサンドウィッチかおにぎりが出てきます。
びびぱんは行きはおにぎりをチョイス。帰りはサンドウィッチにしようっと。

びびんば、長時間座って寝てると腰が痛くなってしまいました。
だんだんとエコノミーが辛い年齢になってきたのでしょうか・・・。

 
豚肉すき煮(び) サーモンフェトチーネパスタ(ぱ)

15:20フランクフルト空港に到着。ニホン人向け係のひとに、びびぱんの乗るリスボン行きの便はA16ゲートであることを聞く。

カフェ・レストランに入り、びびんば念願のドイツでドラフトビールを頂きました。ヴァイツェン(白ビール)です。
前回(3年前)は頭痛でビール飲めなかったんだよなー。

ぱんだは3年前同じカフェで飲んだコーヒーが不味かったことを思い出し、ミネラルウォーター(ガス入り)を。

びびんばのリアルタイムblog >>
ぱんだのリアルタイムblog >>

3年前にはミュンヘン空港にしかなかったのですが、今回、フランクフルト空港内のルフトハンザ・ワールドショップに行くのも楽しみにしていました。
が、場所を調べてこなかったので(ここでもリサーチ不足)、ポルトガル滞在中に調べることにして、帰国時に寄ることにしました。

折からのユーロ安のおかげで金券ショップで両替えした時に、街なかではあまり使えない100ユーロ札が数枚混じってしまったので、さっさと空港で使ってしまおうと、手持ちの容量 に少々不安を抱いていたデジカメ用のコンパクトフラッシュカードを買う。4GBで29.99ユーロ。100ユーロ札出すと舌打ちされました。

 
ルフトハンザからTAPへ乗り継ぎ ターキーとベーコンと生ハムのサンドウィッチ

機内では眠かったのでひたすら寝る。睡眠時間のあいだをぬって機内食、といった感じでした。TAPのサンドウィッチはあいかわらず旨いですな。パンだけで旨い。
びびんばはVinho Tintoをご所望。ぱんだは「オレンジジュース。」と告げると何故か「Tinto?」と返され、ふたりして赤ワインを飲んでました。ダォンだったと思います。
でも、3年前はVinho Tintoを頼むとヴァスコ・ダ・ガマ・ドウロのミニボトルだったのに、今回は普通 にコップに・・・。経費節減?

リスボンが近付くと、窓の下にオレンジに光る街の明かりが見えて来た。びびぱんは窓際の席ではなかったので写 真を撮ることが出来ず、残念。

● ただいま、リスボン

20:10(ポルトガル時間)にリスボン空港到着。定刻だと20:40になってたと思うんだけど、機長、飛ばし過ぎ!?

無事スーツケースの遅延・破損もなく、到着ロビーから1フロア上の出発ロビーに移動してタクシー乗り場へ。到着ロビーのタクシーにはボられる、という情報を間に受けて、今回も出発ロビーからタクシーに乗ります。

エンストして動かないタクシーを運ちゃんが手で押しながら退場しているのを横目で見ながら、乗り場先頭の運ちゃんに合図を送る。
スーツケースを積み込んでもらい、プリントアウトしておいたホテルの住所と地図を見せて発進。

例によって、タクシーはリスボンの街なかをビュンビュン飛ばす。
車内からの流れる夜景を眺めて、はじめて、あぁポルトガルに帰って来たんだなぁ、と思う。そしてこの景色を、まだポルトガルを知らない両親や友達にも見せてあげたいと思うのだ。
3年振りのリスボンは、見た目は、何も変わっていないように見えた。

運ちゃんはホテルの目の前で車を止めてくれる。さぁ気になるお値段は・・・。
荷物1.60ユーロ×2をプラスしても7.05ユーロ。良心的な運ちゃんだったようです。気前よくチップ込みで10ユーロ手渡すと喜んでくれました。

アルコビアのフロントは正面の階段を上がった0階。おばちゃんにていねいな英語でゆっくりと説明を受ける。なんとか理解。キーを受け取り、302号室へ。

エレベーターまで1フロア、スーツケースを持って階段を登り、手で扉を開けてエレベーターに乗り込む。人間2人とスーツケース2つでめいっぱいの広さだ。

302号室は、ダブルベッドとシングルベッドがひとつずつ。よくベッドから落ちるぱんだがダブルベッドを使うことに。
室内は、掃除は行き届いているが、床が傾いていた。窓を開けると廃虚のような古い住宅が並んでおり、身を乗り出すと、サン・ジョルジェ城のライトアップを遠くに見ることが出来ました。

 
グランデ・ペンサォン・アルコビア302号室 サン・ジョルジェ城を望む

シャワーと歯みがきを済ませ、明日に備えて22:30就寝。
さあいよいよ明日からリスボンを味わいます!

 
 

(びびんば 2009-01-18)