びびぱん in 葡萄牙国 2008-2009 〜 ポルトガルで過ごすお正月 〜
 
12/30(tue)[2]
 
 
■ 12/30(tue):5日目[2] ポルト
 

● 橋を渡ったり戻ったりまた渡ったり

ドン・ルイス1世橋の上段を歩いて渡り、Sé(カテドラル)の小道を抜けてカイス・ダ・リベイラまで歩きます。

 

 

 

 

カイス・ダ・リベイラのはずれにあるこぢんまりとしたお土産屋さんで、障害者が作ってるという、手のひらサイズの焼き物の家の置き物を買いました。
この置き物は、びびぱん邸の玄関にニッチを作って飾ろうと話しました。

 
(左)家の置き物を買ったお土産屋さん (右)IKEAの看板は紙袋のかたち

今度はドン・ルイス1世橋の下段を歩いて渡り、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアへと向かいます。

 

 

 

そろそろブルーモーメントの時間。
ドン・ルイス1世橋を渡って戻りました。

● 晩ご飯もひと冒険

晩ご飯はcocteauさんの希望で、ドウロ川河口方面の南岸にあるアフラダという、海鮮レストランが軒を列ねるという触れ込みの地域に行くことに。

1番のチンチン電車に乗るため、橋のふもとのフニクラ乗場でアンダンテにチャージをして、インファンテ(サン・フランシスコ教会前)へ。

 

 
インファンテで思い出すのは「ベンチで居眠りおじさん」 今回はびびんばが代わり(?)に

チンチン電車が戻って来たので、乗車準備が終わるのを待って乗り込み、出発。

 

チンチン電車をアラビダ橋付近で降り、対岸のアフラダへの渡し船乗場を探します。

しばらく歩くと、漁船のような渡し船がぽんぽんとやって来るのが見えました。
cocteauさんが聞きに行ったところ、どうやらこの船がアフラダ行きらしい。

 

18:15出港。で、5分程でアフラダに到着。

渡し船のおっちゃんにオススメのレストランを聞いたところ、船着き場の正面 に見えるこぎれいなレストランを教えられました。
早速店に入ろうとしたところ、中の女性店員に「7時からよ。」とことわられてしまったので、しばらく時間をつぶすことに。

 

ぐるりとすぐに1周出来てしまう、小さな小さな町。
先ほど紹介されたレストランの他に、開いているレストランは見当たらない。
陽はすでに沈んでいたが、まだまだ昼間感覚の地元のひとたちは井戸端会議に夢中。

パン店では自社製パンを焼いていました。
多分、この町のすべてのパンは、この店が供給しているのだろう。

この町唯一のバス停をチェックしていると、歩いていたおっちゃんとおばちゃんに「もう明日の朝7時までバスはないよ。」と教えられました。
いや、我々は船で来たんですが・・・。

18:45頃分に先ほどのレストランの前を通 ると店員が賄いを食べていたので覗いてると(笑)「7時からよ。」ともう1度言われてしまいました。
しかしお腹が空いて仕方がないので、近くの三角の広場で座って待つことに。

7時、ようやく店内へ。
レストランの店内は、ポルトガルにしては上品な感じ。
値段もちょっと高めかな。

味は、まぁ可もなく不可もなく、といったところ。
ただ、自家製樽出しのヴィーニョ・ヴェルデの赤は旨かった!

店内から船着き場の様子を伺いながら、お会計。
やって来た船に乗ると、レストランを紹介したのと別のおっちゃんに「どこで食ったんだ?」と聞かれた。
「あの店。」と店を指差すと、「高かっただろう?」と指の形を輪っかにして笑う。
乗り合わせた他の客も笑う。
「3人で30ユーロだった!」と言うと、おっちゃんは我々3人を順番に指差して「10ユーロ! 10ユーロ! 10ユーロ!」ともう1回笑った。

そこに、レストランを紹介したおっちゃんが何も知らず登場!
「お前、何であんな店教えたんだ! 俺なら20ユーロで腹いっぱいになる店知ってるのに!」と喧嘩が始まり、
乗り合わせたほかの客も巻き込んで言い合いに。

レストランを紹介したおっちゃんは船の隅の方でしょんぼりしてました(笑)

船を降りてバスを待つと、21:15のバスが10分遅れでやって来たので乗車。
クレリゴスの塔の近くのオライオスで降り、メトロに乗るためアリアドスへ。

アリアドスの駅のホームの自販機でペットボトルの水を買おうとするぱんだ。
1ユーロを入れるが、ペットボトルは出てこない。
もう1ユーロ入れると、1本だけ出て来ました。

ぱんだ、再びポルトガルの自販機にボられるの巻(笑)

hirokoさんの家に帰宅。
お風呂を借りて、びびぱんに用意してくれた部屋で、おやすみなさい・・・。

 
   
 
   
 
 

(びびんば 2010-05-05)