びびぱん in 葡萄牙国 2008-2009 〜 ポルトガルで過ごすお正月 〜
 
12/27(sat)[1]
 
 
■ 12/27(sat):2日目[1] リスボン
 

● リスボン初めての朝、まずはベレンへ

リスボン最初の朝。時差のせいか、5時前には目が覚めました。
明日にはcocteauさんが合流するので、今日はじっくりとリスボンの街を堪能しようと思っていたのに、窓の外は雨。
3度目のポルトガルにして、初めての雨にがっかり。

朝食はホテルの食堂のビュッフェで。朝食は7時半からなので、7時40分頃食堂に降りる。パン、シリアル、ハム、フルーツなどで、温かいものはありません。
他にもニホン人が泊まっているらしく、この食堂で2組ほど見かけました。
挙動不振なアラブ系の親子がウロウロしていたのも印象的でしたた(もっと挙動不振なのはびびぱんの方でしたが)。

先ずはリスボンの交通機関1日乗り放題券「7 Clinash」を買いにロッシオ駅へ。
前々回、前回と、ロッシオ駅は工事中だったので、今回初めて駅舎に入ることができました。しかしまだ窓口が開いていないので、レスタウラドーレス駅、メトロのロッシオ駅、サンタ・ジュスタのエレベーターなどを巡り、バイシャ・シアード駅でようやく購入。
前回使った「7 Clinash」を一応自販機に通してみたものの、事前に得ていた情報通 り、磁気が切れていて使えませんでした。そこで、窓口で「7 Clinash」と同じ機能を持つ「Viva Viagem」を購入しました。「7 Clinash」はCarris、「Viva Viagem」はメトロが発行している模様。
毎日チャージするのがめんどくさかったので、贅沢にも5日券(ひとり18.50ユーロ+カード代0.50ユーロ)。

 
2008年に営業再開したというロッシオ駅 フィゲイラ広場

メトロでひと駅フィゲイラ広場まで乗る。
何故かViva Viagemが読み取り機を通らず、改札出口でまごついてると、親切なおっちゃんがこうするんだよと教えてくれた。「オブリガード!」と改札を出ると、そのおっちゃんもびびぱんがゲートを開けたすきに一緒に出て行った。タダ乗り・・・じゃなくてタダ降り?

チンチン電車(市電)15番でベレンへ。
さっきの改札のおっちゃんも同じチンチン電車に乗り、他の観光客へも何かと世話を焼いていた。そのうちひとりで降りて行ったけど、何者?
3年前は「Berem」という名にだまされてひとつ手前で降りてしまいましたが、今回はちゃんとジェロニモス修道院の前で降りることができました。

パスティス・デ・ベレンの並びに、なんとスターバックスが出来ていて笑いました。案の定ガラガラ。

パスティス・デ・ベレンは店の奥が広大なことが今回判明しました。前回座った席なんて店の入口みたいなもんだ。これじゃ団体客も何のそのですな。
「ドイッシュ・ガラオン、クワトロ・ナタシュ!」とオーダーした後のぱんだの得意げな顔をびびんばは見逃しません(笑)

ぱんだのリアルタイムblog (帰国後追記アリ) >>

 
写真左がうわさのスターバックス パスティス・デ・ベレン
 
実は広い! パスティス・デ・ベレンの店内 インペリオ広場(スリ現場)から

● びびぱん○○初体験

とりあえず、発見のモニュメントを見に行ったところ、びびんばの左足に異変が!
どうやらスニーカーの靴底に穴が開いていたらしく、雨水が浸水してじゅくじゅくと気持ちが悪い。結局びびんばは、旅行中常にこの被害に悩まされることとなるのでした。

ジェロニモス修道院前のインペリオ広場からジェロニモス修道院の写真を撮ろうと、ぱんだがびびんばのバックパックから一眼を出そうとしていたところ、地図を持った女性2人組が傘もささずにやって来て、「ピカソ!?ミュージアム!?」と聞きながらぱんだに身を寄せてきた。危険を察したぱんだは「ナォン! ナォン!」と言いながらさっと離れた。そそくさと立ち去るあやしい2人組。気付けば、ぱんだが肩からかけていたカバンのファスナーが半分開いていた!

■ 再現VTR(ぱんだ役:ぱんだ、スリ役:びびんば)
[1]ぱんだ傘を持つポーズ [2]ス「ピカソのある美術館知りませんか?」
 ぱ「知りません。」
 
   
[3]ス(へっへっへっ・・・)
 ぱ「いや、知らんって言ってるやろジブン!」
[4]ぱ(あっ!カバンのファスナーが!)
 

幸い、貴重品は鞄の奥のさらにファスナーの中なので被害は何もなかったものの、初めてのスリ体験にぱんだブルーに・・・。
(『地球の歩き方』に投稿しようか?)

雨の中、発見のモニュメントもそこそこにして、チンチン電車15番でフィゲイラ広場まで戻りました。
ベレンでは今回アジュダ宮殿に行ってみようかとも話していたのですが、『地球の歩き方』に「見学はツアーで所要1時間」(09-10年版P.78)とあったので、パス。

● リスボン定番店でお買い物

3年前も何度か行った生活雑貨のデパートBraz & Braz(ブラス・イ・ブラス)へ。
お土産のクロスを何点かと、ワインクーラー(保冷材ハラマキ)を購入。3年前はこの店にはワインクーラー売ってなかったのになあ。
自宅でのトマトソース作成用に、ムーランを買おうか真剣に悩む(結局この時は買わず)。
ぱんだは、来年完成予定の新居用にトイレットペーパー・スタンドを欲しがる(いや、ホテルの部屋ににオール・ステンレスのお洒落なのがあったのですよ)。
ぱんだはこの買い物でスリのショックからだいぶ楽しそうになったのでひと安心。しかしびびんばは浸水した左足が気持ち悪くて・・・。

続いて、同じく前回も行った生活雑貨デパートPollux(ポルックス)へ。
ここではいかにもポルトガルらしい、茶色い陶器の小皿を2枚購入。
Braz & BrazよりもPolluxのほうがじゃっかんオシャレだけど、シンプルで機能的なびびぱん好みなのはBraz & Brazの方だね、という結論に。でも両方好きなお店です。

荷物を置きに一旦ホテルに戻る。
びびんばは靴下を履き替え、ビニール袋の持ち合わせがなかったので、食品持ち帰り用のジップロックを靴下の上から装着!

● れいたおんあっさ〜ど!!

昼食は、ホテルの2軒となりの食堂Carmar(たぶんこれが店名)へ。朝、店の前を通 った時に、おそらく本日のメニューであろう、手書きで「Leitã o Asado」(小豚の丸焼き)と書かれてあったのを見逃さなかったのだ。
本当は、内装が豪華だというアレンテージョ会館内のレストランに行く予定にしていたのですが、時間が押してしまってパス。

 

ペンサォン・アルコビアの並びの食堂Carmar

Super Bockのポスターの裏に手書きで本日のメニューの貼り紙が
 
樽出しヴィーニョヴェルデとつまようじ カンジャ・デ・ガリーニャ
バタタたっぷりレイタオン・アサード

カンジャ・デ・ガリーニャ×2、レイタオン・アサード1/2、そしてヴィーニョヴェルデ1/2を注文。ヴィーニョヴェルデはCasaと書いてあった通 り、おそらく自家製の樽出しワイン。
このヴィーニョヴェルデが旨かった! まさかリスボンで樽出しヴィーニョヴェルデが飲めるなんて。
カンジャは美味しかったけど、ぬるい。もう少し熱ければ・・・。
そしてレイタオン・アサード。肉の臭みも含めて、旨し! コラーゲン!

しかし厨房辺りから何度かチーン!という音が聞こえてたのは一体(笑)
そしてバタタ(ポテト)がいちばん揚げ立てでアツアツでした。

昼間っから飲んで食って、大満足。カフェ(び)とガラオン(ぱ)でシメ。

ぱんだのリアルタイムblog >>

ホテルに戻って、しばしシエスタzzz。

 
 

(びびんば 2009-02-11)