びびぱん in 葡萄牙国 2005 〜 びびぱん はじめての里帰り 〜
 
8/17(wed)
 

■ 8/17(wed):7日目 ポルト → フランクフルト →

 

● 早起きびびぱん

朝、3時半起床。

6時40分ポルト発の飛行機に乗るので、チェックインの始まる4時40分には空港に着いておきたかった。4時にホテルを出たら4時半には空港に着くだろう、という計算のもと、顔を洗って軽く身支度をすませ、スーツケース2つをかついで3時50分にホテルのフロントへ。
昨晩のクレイグ・アームストロング似のホテルマンの言う通り彼はおらず、そこにいたのは吾々がポルト到着日にチェックインを担当してくれたアンチャンでした。パスポートをフロントに忘れて行ったのも懐かしい話、というわけではないが、びびんばのみ若干の気まずさを感じながら、チェックアウトと、「ぷりーず、こーる、あ、たくしー。」とタクシーを呼んでほしいことを告げると、すぐにどこかに電話をしてくれました。

5分も待たずにタクシーはホテルの前にやって来ました。
リジュボア到着日にフーリガン風の暴走タクシーに乗ったことを思い出しましたが、今回のドライバーは中年紳士風で一安心。
ところがどっこい、「えあろぽると。」と空港に行ってくれと告げると、まるでジェットコースターのような運転でまだ暗闇のポルトの街をかっ飛ばし、あっという間にポルト空港に到着。
タクシー代金18.50EUR(2,201円)を払ってスーツケースを受け取り、「おぶりがーど。」を言って時計を見ると、まだ4時10分でした。予定より20分も早く着いちゃったよ…。

チェックインまで何もすることがないし、売店なんか空いてないし、だいたい人がいないし、空港内のカフェのテーブルと椅子を借りて、昨日「ボリャオンの菓子屋」で買ったパンと、カイス・ダ・リベイラで買ったLUSOの水で朝食にしました。
「ボリャオンの菓子屋」で買った菓子パンとおかずパン、なんだか昔なつかしい味がしました。

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(左)早朝の閑散としたポルト空港 (右)朝食

● 知らない間にさらばポルトガル…

4時40分過ぎ、ルフトハンザ・ドイツ航空のカウンターに人が出て来てチェックイン開始。
それから2時間近く、待ち合いスペースでひたすら待ちましたが、色んな乗客がいるのを見てると何となく暇つぶしになりました。同時に、これで本当にポルトガルとお別 れなんだという切ない気持ちも…。

しかし飛行機に乗り込むと、離陸も待たずに眠りについてしまったびびぱん2人でした。
6時40分、LH4555便、ポルトガル発(多分…)。

● フランクフルトからEU出国

往路のフランクフルト→リジュボアはTAP(ポルトガル航空)の機体でしたが、復路のポルト→フランクフルトの機体はルフトハンザドイツ航空のものでした。

途中で機内食を1食はさんで、3時間のフライト。
ドイツ時間10時40分(ポルトガル時間9時40分)、フランクフルト空港着。

飛行機を降りて空港ターミナルまでバスに乗るのですが、このバスの車種が、昨日ポルトで乗ったバスと同じものでした。リジュボアのハイテクチンチン電車もそうでしたが、ポルトガルのバスもドイツ製だったようです。

 
(左)ポルト→フランクフルト間の機内食はオムレツ (右)ルフトハンザドイツ航空

予定では次の乗り継ぎまで3時間弱。
空港に着いた時点で吾々の乗るLH740便の出国ゲートは決まってなかったけど、1週間前の入国時にだいたいの当たりをつけておいたので、それらしきラウンジで時間をつぶしてました。

それにしても、フランクフルトまで来ると、俄然、ニホン人が多いです。
行きの飛行機でずっと一緒で、ベレンの塔でもお会いしたニホン人夫婦とまたお会いしました。話はしませんでしたが、ポルトの空港では見かけなかったので、帰りもリジュボアからフランクフルトに来られたのかな?

ドイツ時間13時35分、フランクフルト発。
帰りの飛行機の中の記憶って、いつもいつもどうしてこう薄いのでしょうか。ひたすら寝てるから、だけではないと思うのですが…。

そう言えば、フランクフルト→大阪間の機内食で、ぱんだは胃をヤられてしまいました。
ぱんだは人より少しだけ胃が弱いのですが(「どこがやねん!」というツッコミはご遠慮ください。byぱんだ)、ポルトガル滞在中の食事では全くと言っていいほど何ともなかったのになあ。不思議です。

 

■ 8/18(thu):8日目 → 大阪

 

● ニホン入国、びびぱん@大阪再び

ニホン時間7時50分(ドイツ時間0時50分/ポルトガル時間17日23時50分)、飛行機は無事関西国際空港に着陸。吾々ヨーロッパからの帰国者の入国審査はあっさりとしたものでした。

前回はひとに借りたスーツケースが破損していたというアクシデントがありましたが、今回は無事のようでした。ただし旅行前に喜んで貼り付けたステッカーは旅行中にギタギタになりましたが。

地元近くの駅まで空港リムジンバスに乗り、自宅まではタクシーで帰りました。
久し振りに見る自宅近所の街は、いつもと同じはずなのに、どこか違って見えました。

そして8日振りの自宅にほっと一息ついたのもつかの間、びびぱん家に洗濯機がまわる音が響き始めるのに、そう長い時間はかかりませんでした。

 
 

(びびんば 2006-04-25)